日本酒の成分ラベルには「アミノ酸度」という言葉が記されています。
これは、清酒中に含まれるグルタミン酸などのアミノ酸量を表した数値で、清酒の旨味や熟しやすさ等に影響する要素です。1.0〜2.0の間の値が多く、アミノ酸度が適度にある日本酒は、コクのある味わいになります。
日本酒の味わいにも多く影響しているアミノ酸は、タンパク質の構成要素です。
タンパク質(アミノ酸)は、内臓・筋肉・血液成分・神経・皮膚・酵素・遺伝子(DNA)などの多くのホルモンをつくっています。まさに、人間の生命である、体をつくる主成分といえますね
。
また、アミノ酸には、下記のような身体的に有効な「5つのパワー」があります。
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1. 体力アップ&疲労回復
2. 脂肪燃焼&ダイエット
3. 免疫力アップ
4. 肌すべすべ&美肌
5. 脳の活性化&集中力アップ |
アミノ酸のもつ「5つのパワー」の働きを簡単にご紹介します 。
1. 体力アップ
「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」「アルギニン」は体力アップアミノ酸です。
とくにバリン・
ロイシン・イソロイシンは「BCAA」と呼ばれて注目されています。
体は活動するエネルギーを得るために糖や脂肪分を燃焼させますが、それと同時に疲労物質の乳酸を生成してしまいます。しかし、体力アップのアミノ酸は、乳酸をほとんど発生させずにエネルギーを作ることができ、しかも筋肉を作る主成分となるために、運動時に摂取することにより、筋肉の破壊を最小限に抑え、疲労が抑制されます。
2. 脂肪を燃焼
「リジン」「プロリン」「アラニン」「アルギニン」は脂肪燃焼アミノ酸として、やせやすい体・太りにくい体をつくるダイエットアミノ酸です。
脂肪分解酵素のリパーゼの働きを活性化することで脂肪の燃焼を促し、分解されて血中に放出された脂肪分を効率よく燃焼するのを助けます。
3. 免疫力を高める
「グルタミン」「アルギニン」は免疫力を高めるアミノ酸です。
免疫力とは、風邪などのウィルスが体に入ったときに免疫細胞などの働きにより、ウイルスを撃退してくれる力です。ガン細胞などにも効く大事な力です。
グルタミンは、いち早く免疫細胞に吸収されてエネルギー源になったり、免疫細胞の増殖に役立ち、アルギニンはガン細胞を殺す物質を生成します。
4. 肌すべすべ
健康な肌は皮膚のコラーゲン層の水分・油分・弾力が保たれた状態をさし、コラーゲンの主原料といわれているのが「プロリン」「アルギニン」です。
20歳頃からコラーゲンの生成が衰え、肌の老化が始まります。そこでプロリン・アルギニンを摂取すると、コラーゲンが作られ肌が再生されるのです。
また、これらのアミノ酸には、しみ・そばかすの原因とされているメラニンの過剰生成を押さえる働きもあるそうです。
5. 脳を活性化
脳の活性化には、集中力とリラックスの切り替えが必要になります。
集中力を高めるときは、脳が活発化されドーパミンという神経伝達物質が大量に放出されて、脳が覚醒されます。そのドーパミンの原材料が「チロシン」です。
今度は反対に、脳をリラックスさせるために「トリプトファン」が神経物質セロトニンの分泌を促し、栄養補給と休憩をさせることにより、更に脳が活性化されるということです。
最近忘れっぽくなったとお感じの方、テスト前や重要会議の前の人々には大事なアミノ酸ですね。
アミノ酸の持つパワーをうまく活かし、上手にとって有効活用したいものですね。
かといって摂り過ぎにも注意です。
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